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クセになる味@スペイン&ブラジルの思い出

日本を出て10年。
スペイン、ブラジル、アメリカとめぐってきましたが
特にスペインとブラジルは食べ物がとても美味しい国でした。

スーパーに行くと日本では見た事のない食材もいろいろあり
初めはおっかなびっくりで無難な食材にしか手を出していませんでしたが
慣れてくるといろんなものに挑戦してみたくもなってきます。
スペインのお肉屋さんには丸裸にされた
赤い目のウサギさんが横たわっていました。
こればっかりには挑戦できませんでしたけどね(^_^;)


あまりに奇抜な物はさすがにNGですが
日本では調理に頻繁に使っていなかった食材も
海外へ出たことを機によく使うようになったと思います。


たとえばオリーブオイル&ニンニク
スペインに駐在したことをきっかけによく使うようになりました。
たぶん、日本の一般家庭で消費される量より
我が家では多めに消費されているのではないかと思っています。
オリーブの実や生ハムを美味しいと思って食べるようになったのも
スペイン駐在がきっかけでした。
だけど、どれも美味しいけどちょっとクセのある味ですよね。

ブラジルに転勤になってからはスペインの時以上に
いろんな物を食べるようになった気がします。

以前にもブログで紹介しましたが
豆料理のフェイジョアーダもブラジルに住むことがなかったら
もしかすると一生、口にすることのなかったお料理かもしれません。
ましてや自分で作るなんてことは考えてもみないことでした。

ブラジルにはポルキロレストランというのがあり
量り売りで御飯を食べることができます。
バイキング形式に並べられたサラダやメインのお料理を
お皿に自分の好きなだけ載せて量りの上にのせます。
1キロ・・いくら~の量り売りなのです。

たとえば1キロ1000円のポルキロレストランで
お皿に好きな料理を入れて量りに載せた時に500gならば500円。
実際のブラジルのレストランでは
お皿に沢山のせてもそんなに高い金額にはなりません。
このポルキロレストランは凄く便利でした。
好きな物を好きなだけ自分のお腹に合わせて食べられるのがいい!
往々にして海外のお料理は日本人には多過ぎる量なので・・・。

そんなポルキロレストランのサラダのコーナーに並んでいた物も
海外に出たことがきっかけで食べるようになったものにあげられます。

クセになる味@スペイン&ブラジルの思い出_d0134785_11381078.jpg


例えばこのビーツ!

クセになる味@スペイン&ブラジルの思い出_d0134785_11414678.jpgこれはビーツのピクルスって
言えばいいのかな?
甘酸っぱくてこれもまた
ちょっとクセのあるお味です。

この鮮やかな色が天然の色と
いうのも不思議な感じ。
ビーツは貧血予防になると
ブラジルで聞きました。


ビーツの他にも私がブラジルでクセになったものがルッコラ!
クレソンも好きになりました。
ビーツやルッコラはここアメリカの近所のスーパーでも買えるので
ブラジルのポルキロレストランを思い出しながら
食卓に出してみても息子達には不人気。
食べてくれません 007.gif
息子達には草っぽいとしか思えない味のようです(笑)


そこで・・・
今日はお昼の一人ランチにブラジルのイタリアンレストランで食べて美味しかった
アンチョビとルッコラのスパゲッティを作って食べました♪
一人ランチなのについつい麺をゆですぎたりして~(^_^;)

クセになる味@スペイン&ブラジルの思い出_d0134785_1148521.jpg



アメリカに来てもラテンの国の駐在が長かったせいか
南米の匂いのするスーパーに足が向いてしまいます(笑)

家から一番近いスーパーはポーランド系のスーパーらしいのですが
ここが南米の匂いがするというか置いてある食材が多国籍な感じなのです。
ここ、シカゴ郊外はメキシコ人の方も多く住んでおり
メキシコの食材も多く置かれています。
ブラジル料理に代用できる食材でもあります。
スペイン料理に使える食材も置いてあるので
近いことも手伝って足げく通っている私です。



いろんな物をいろんな国で食べてみてわかったことは

その国でよく食べられる食材は、やはりその国の風土にあっており
その国で食べるのが一番美味しいのだということでした。

それでも・・・
懐かしい食材で懐かしいお料理を作り懐かしい味と思い出にふけるのも
それはそれで幸せと美味しさを感じる瞬間だと思います(*^_^*)



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Commented by mog at 2009-02-18 16:49 x
その国の風土に合ったものがおいしいっていうのは、
日本の中でも言えるかもしれませんね。
やっぱり新鮮な魚は北海道の方が美味しいし、
苦味のある沖縄のゴーヤなども地元で食べた方が断然美味しいですもんね。

各国を巡っていろんな味を体験できるってすごいですね。
食べず嫌いはもったいない!
ぜひぜひいろんなものに挑戦して紹介してくださいね。
あ・・・でもうさぎちゃんは遠慮しておきま~す。
Commented by 紗羽 at 2009-02-18 16:55 x
確かに...その国の風土にあったものが、一番おいしい。
イタリア料理は、日本料理と似ているのは・・・海が近いなど
いろいろな要素が似てるからかもしれません。

北海道で食べた...ウニの味が忘れられず、地元で食べないし~
そんなのと似てるんだと思います。

でも、いろんな国のお料理を食べられるって・・・羨ましい。
ビーツのピクルスって、初めてだし~。
Commented by yaya-koro at 2009-02-18 20:48
スペイン料理もましてやブラジル料理なんてもっと
馴染みがない料理ですね。
ビーツの料理の仕方なんてわかんない。
外国に暮らすってかなり柔軟な姿勢じゃないといけませんねぇ。
mikoyさん、すごい!
Commented by あっつん at 2009-02-18 22:56 x
このビーツというものが、サプリに入っていたのを見たことがあります。
鉄分補給のものと一緒だったような気がします。
確かに、その土地の風土やしきたりにあったものが住人たちによって、程よい味付けにされておいしくなるってことでしょうね。

私は、イタリアで食べたドライトマトが忘れられないんです。
先日、日本のローリーズプライムリブに行ったら、サラダバーに出てきたんです。
日本では、あんまりおいしいドライトマトがないので、びっくりしました。
さすがに、どこのドライトマト?なんて聞かなかったけど。
スペイン料理にもドライトマトって結構使われそうなイメージがありますが、どうでしょうか?
Commented by mikoy1 at 2009-02-19 00:56
☆mogさん☆
やはり美味しいものはその土地の風土や気候に左右されるのでしょうね。
ウサギちゃんはさすがにちょっと可哀そうな気がしましたが
外国人から見たら信じられないような食材が
日本の食材にもきっとあるんでしょうね。
Commented by mikoy1 at 2009-02-19 00:58
☆紗羽さん☆
そうですね~。スペイン、特に私が住んだバルセロナは
魚介類が抜群に美味しかったです♪
魚介類を多く食べるというのも日本人の口に合う要素なのかもしれません。
ビーツってロシア料理に使われるのが代表的なのかしら?
食べたことないけどね(笑)
Commented by mikoy1 at 2009-02-19 01:00
☆yaya-koroさん☆
ビーツは赤カブなんですよね。
生の物がスーパーで売られていますが
私もどうやって調理するかわからないので
もっぱらビン詰めのピクルスを愛用しております。
ブラジルには見たことない食べたことないフルーツも沢山でしたよ!
Commented by mikoy1 at 2009-02-19 01:44
☆あっつんさん☆
私がここでよく行くスーパーにもドライトマトが売ってあります。
イタリアもスペインもお料理にトマトをよく使うお国柄。
ドライトマトは日本の乾物のような感覚でしょうか?
南欧はトマトを栽培するのに優れた土壌なのかもしれませんね。
by mikoy1 | 2009-02-17 23:16 | スペイン・ブラジル・米国の話 | Comments(8)

趣味のかぎ針編みの作品とオリジナルレシピの紹介。夫の海外駐在で暮らした3カ国の思い出。ミックス犬アモとの日々。最近はガーデニングや日常の出来事を中心に綴っています♪


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